◆ 戦略論の基礎理論・資料一覧表 ◆

 

戦略理論

資料番号

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資料のねらい

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資料作成日

SWOT分析

戦略A-1-1

企業のマーケティング環境は2つある

SWOT分析の出発点 〜

企業が自社の置かれている環境を分析するものとして、SWOT分析がある。SWOT分析は自社が外部から受ける影響と、組織や財務などの内部の課題を全社員で共通認識するのに最適なツールである。このシートでは、内部環境とは何か、外部環境とは何かを知ったうえでSWOT分析の枠組みについて理解してもらうことをねらいとしている。

岩館 良伸2014/10/1

戦略A-1-2

SWOT分析の基本的な考え方 〜4つの組み合わせで戦略課題を検討 〜

SWOT分析は、強み、弱み、機会、脅威から、自社の採るべき戦略を見つける。4つの分析を交互に組み合わせ、マトリクスにおとすことで戦略までの立案に至ることができる。事例として地方の小売店を取り上げた。

戦略A-1-3

SWOT分析を実際にやってみよう

〜 日本マクドナルドの事例 〜

シート「戦略A-1-1」と「戦略A-1-2」を踏まえて、誰もが知っている日本マクドナルドを事例にしたSWOT分析を考えるための課題シートである。ケースを読解することと、分析に必要な情報を自分で調べてみることが必要となる。

戦略A-1-4

日本マクドナルドのSWOT分析

SWOT分析から導かれる戦略 〜

シート「戦略A-1-3」の日本マクドナルドの分析を解説したシートである。例示したもので、本資料が必ずしも正解ではない。あらゆる発想が考えられるので、戦略を立案する時の参考にしてもらいたい。

売上5原則

戦略A-2-1

売上を上げる方法はたった5つしかない

〜 売上5原則とは? その1 〜

企業の戦略は多様である。しかしどのような戦略を採用しても、それが売上にどうつながるかを明らかにしなければならない。つまり戦略を立てるときには、売上5原則で数字に落とし込むことができなければならない。もし5原則に落とし込まれなければ、売上増加には直接つながらない、ということになる。ここではその売上5原則について説明する。

倉部 静雄2014/10/1

戦略A-2-2

売上を上げる方法はたった5つしかない

〜 売上5原則とは? その2

戦略A-2-3

リピート客をいかに増やすか

〜 「水漏れ分析」とは何か 〜

営業組織において、新規獲得した営業担当者には拍手・ボーナス・名声が与えられるが、既存顧客を維持しても見返りがないばかりか仕事が増えて損するだけというケースが多い。「水漏れ分析」は5原則の中の、客数の部分、「新規顧客の増加」と「流出顧客の減少」に注目したツールである。つい目が行く新規顧客だけでなく、顧客流出にも注視しないといけないことを理解してもらいたい。

戦略A-2-4

サイズはいかがなさいますか?

〜 ドトールコーヒーの単価向上策 〜

単一価格政策から段階価格政策へと転換する戦略を、コーヒーチェーン店の事例をもとにして理解を深めてもらいたい。

ニーズの

広さ深さ

戦略A-3-1

ニーズの拡大には2通りある

〜 ニーズの広さ深さ@ 〜

「商品をもっとたくさん買ってもらいたい」というのは、売り手が常に考えていることである。この「たくさん」というのは、商品の数か、購入するお客様の人数なのかで、戦略は変わる。それぞれどのような商品があげられるのかを考えながら理解してもらいたい。

宮本磨巳子2014/10/1

 

戦略A-3-2

ニーズの広さと深さの違いとは

〜 ニーズの広さ深さA 〜

「ニーズがある」とか「ニーズがない」とか、しばしば何気なく使っている。しかし、ニーズが広い、狭い、また深い、浅いを意識的に使い分けると、ニーズとはどのようなものなのかを感覚的につかめるようになると思われる。

戦略A-3-3

ニーズの広さ深さのマーケティング

〜 ニーズの広さ深さB 〜

ニーズを「より広く」するためには『狩猟型』マーケティングが必要であり、ニーズを「より深く」するためには『農耕型』マーケティングが必要である。それぞれの特徴について説明をした。

「やってみよう!」の解答:@「狭くて深い」は、限られた数の顧客が継続的・熱狂的に買うもので、高級ブランド品の「シャネルのバッグ」が入る。A「広くて深い」は、巨大カテゴリーで誰もが買ってなおかつこだわりもあるもので、「自家用乗用車」が入る。全国の登録台数が5,848万台(平成24)1世帯に1台の普及率である一方で、自動車はブランドスイッチの少ない商品の代表例である。B「広くて浅い」は幅広い購買層が期待でき、それほどブランドにこだわらないもので、「買い物用エコバッグ」が入る。カバンに入れやすいもの、量が入るもの、重さに耐えられるもの、素材・デザインに凝ったものなど買いやすくて複数の商品を保有するものである。

戦略A-3-4

ニーズを深める戦略(1)

〜 ニーズの広さ深さC 〜

ニーズを深めるための7つの戦略、すなわち、@こだわり商品を作る、A考え方・ポリシーにこだわる、B品揃え・商品選択基準にこだわる、C顧客教育、Dコミュニティをつくる、E購買を習慣化する、F内緒で少しオマケする、を紹介した。身近なところで、企業の取り組みがあることを知ってもらいたい。

戦略A-3-5

ニーズを深める戦略(2)

〜 ニーズの広さ深さD 〜

戦略A-3-6

ニーズを広げる戦略(1)

〜 ニーズの広さ深さE 〜

ニーズを広げるための5つの戦略、すなわち、@今のターゲットと違う人に売る、A認知・興味を喚起する、B使いやすくする、C用途を広げる、Dデザインを良くする、を紹介し、そのそれぞれにどのような具体例があるのかを考えるようにした。

戦略A-3-7

ニーズを広げる戦略(2)

〜 ニーズの広さ深さF 〜

戦略A-3-8

Selling Message(売り文句)の戦略

〜 ニーズの広さ深さG 〜

商品を売るための売り文句では、商品のニーズを広げるか、深めるかによって「天国型」と「地獄型」を使い分ける必要がある。消費者の立場でもその戦略についてしっかり理解しておいてほしい。

プロダクト

フロー

戦略A-4-1

購買には心理的障害がある

〜 「プロダクトフロー」という考え方@ 〜

プロダクトフローは、「お客様があなたの商品を買っていく流れ」で、根幹にある思想は、「購買には、心理的な障壁がある」という発想である。お客様にとって、大事なお金を出すことには常に抵抗があり、その心理的障壁を、商品・サービスの品揃えの面から行っていくのがプロダクトフローである。

氏家 真澄2014/10/1

戦略A-4-2

商品を戦略的にそろえる

〜 「プロダクトフロー」という考え方A 〜

「プロダクトフロー」とは、あげる商品 → 売れる商品 → 売りたい商品 へと移行することである。それを3つの例を挙げながら説明している。

戦略A-4-3

あげる商品の作り方

〜 「プロダクトフロー」という考え方B 〜

「あげる商品」=「無料で提供する商品」の作り方として、「一部を切り取る方法」と「診断サービスを行う方法」がある。その具体的な例を示して説明した。

戦略A-4-4

数値化して使えるツールにする

〜 「プロダクトフロー」という考え方C 〜

売りたい商品を売るためには、あげる商品をもらう人の数を増やす、売れる商品への転換率を高める、そして売りたい商品への転換率を高めることになる。これを数値化しながらしっかり考えなければならない。また、売りたい商品に反応してくれる人にどのように働きかけるのかを検討すべきことを理解してほしい。